通信教育部長からのメッセージ

通信教育部長 奈良 雅俊

学びで人生を豊かに

慶應義塾の通信教育課程は、1948(昭和23)年に開講しました。以来、現在までの70年間に毎年数多くの卒業生を世に送り出しています。開講当初の目的は、さまざまな理由から大学への進学を断念したけれども向学心を失わなかった方々に、学びの場を提供することでした。しかし、時代が進むにつれて学びに対するニーズも多様化し、今日では生涯教育の一つの場としても活用されています。学びたい時にいつでも学べる時代が到来しているのです。

学びの多様化にともない、わたしたちはさまざまなニーズに応えるため、メディア授業(E-スクーリング)の導入や電子テキストの配信などの取り組みを行ってきました。これらの取り組みは幸いにも多くの学生に好意的に迎えられ、活用されています。わたしたちは、多様な学びの場を提供することが、今日の大学が果たすべき重要な使命の一つであると考えています。そのための努力は惜しみません。しかし実際にテキストを読み、レポート課題に取り組むのは皆さん自身です。たしかに、入学から卒業に至る道は決して容易くはないでしょう。しかし通信教育課程で学び、さまざまな人々と出会う経験は、皆さんの人生をより豊かなものにしてくれることは間違いありません。

学ぶことの楽しさは、いくつになっても、どこにいても、出会うことができます。どうぞ慶應義塾の通信教育課程の門をたたき、皆さんの人生を、さらに実りのあるものにしてください。