卒業生の声

卒業生からのメッセージ

宮島 祐介 さん
経済学部卒業生 宮島 祐介 さん Miyajima Yusuke
成長を実感でき、卒業を誇れる慶應通信

慶應通信の卒業は簡単ではありません。卒論は必須です。ただ、それだけに高度な学びに触れることができ、大きな経験と成長が得られることは間違いないです。特に、自分でテーマを決めて主体的に取り組む卒論は貴重な経験となるでしょう。
私は経済学部に入学しましたが、哲学や宗教学、芸術などの興味を持った科目も自分のペースで幅広く履修しました。スクーリングでは全国各地の様々な経験を持つ学友とつながり、皆の向学心に刺激を受け、また切磋琢磨することでモチベーションを維持してきました。このような新しい知識の習得や多様な価値観との出会いは、自身の視野や思考を確実に広げることとなり、卒業時に見ている景色は入学時とは大きく異なるものとなっていました。

大学とは人生の数年間という貴重な時間を使う場です。同じ時間を使うのであれば、確実に自身の糧となり、何より卒業したことを誇れる慶應通信への入学は最良の選択だと思います。

D・Y さん
経済学部 特別課程2018年4月入学 - 2023年3月卒業 D・Y さん
新しい挑戦も可能な学び直しの場

私は零細企業を経営する中で、経済・経営・会計知識が絶対的に不足している現実に直面し、学び直しのため慶應通信に入学しました。当初は経営分野に興味がありましたが、ミクロ経済学の一分野に惹かれ、最終的には卒業論文のテーマとなりました。自分でも想定外の結果となりましたが、必要に迫られた学習ではなく、能動的に学びたいと思える分野に出会えたことが、現在でも学習意欲の源となっています。
テキスト科目は年4回の科目試験ごとに学習サイクルを見直し、レポート執筆と試験勉強に充てる時間をバランス良く配置するように努めました。スクーリングについては年単位でうまく散らしつつ局所的に負担が増加しないよう履修計画を組みました。日々の学習については、私は集中力が続かないため30分勉強し5分休むというようなサイクルでしたが、切り替えは得意でしたので、自分には合っていたように感じます。試行錯誤しながら自分なりのペースが掴めてきたなと感じた頃には、卒業が現実的となっていました。

大学教育最大の魅力の一つは、人間交流、関連科目学習などにより、手段の範疇を超えた新しい学問的興味の発見があることではないでしょうか。SNSでは他人の華やかな一面に目が行きがちですが、これに感化され効率に比重が傾くと、本来の学び直し、学問の探求という真の目的を見失ってしまいます。一喜一憂せず目的をしっかり持ち、自分のペースで勉強を継続してください。

田中 秀樹 さん
経済学部卒業生 田中 秀樹 さん Tanaka Hideki
知識の修得で未来を切り拓く

私が入学を志したのは、社会人として携わる実務において、私の常識の範疇を超える事象があり、問題を分析し解決するため最新の経済学を修得したいと考えたことがきっかけです。
レポート作成にあたっては、社会経験を活かし、実際の企業活動や地域の行政施策を調査、可能な限り具体的事例を盛り込みました。
この繰り返しにより、現実の経済社会と経済学の原理との関係について理解が深まるとともに、限られた時間で、論理的・実証的に説明力のある文章を書く力が鍛えられ、後の卒業論文作成、今の仕事のマネジメントに役立つスキルを得ることができました。

働きながら勉強を続けることは人一倍の努力が必要ですが、修得された高度な知識は、私たちの視野を広げ、鋭い洞察力と深い考察力を涵養し、自ら問題を解決する力を生みだします。ぜひ、学習環境の整った慶應義塾大学でともに学び、主体的に考える独立自尊の精神を身につけ、自身の未来を大きく切り拓いてください。

菅原 信広 さん
経済学部卒業生 菅原 信広 さん Sugawara Nobuhiro
慶應義塾は私の人生の転換点

私の人生の転換点は、入学式における塾長による慶應義塾の意義と精神についてのスピーチです。私の捉えた要点は「自分で調べ、自分で考え、自分で行動する人間を養成する所、それが慶應義塾である」「塾における独立自尊の精神を軸にし、さまざまな局面を克服してゆく人材になれ」という点でした。
私はこのような確固たるポリシーを持った教育機関が存在した事に驚愕し、さらに慶應義塾の意義と精神こそが私に最も足りない部分だと気付いたのです。
通信教育課程における学びの過程は易しいものではありませんが、すべてが自ら調べ、考え、行動するためのトレーニングであることを感じられます。私は卒業するまで12年、廻り道あり坂道あり、多くの方々に助けていただき、道草を食いながら学びを進めてゆきました。

慶應義塾は確かに楽な道ではありませんが、得られるものは何とも言い難い素晴らしいものです。皆さんもぜひ慶應義塾へいらしてください。

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