法学部卒業生
栗原 利夫 さん
視野を広げ、いろいろ考える習慣作り
具体的な学び方として、科目試験を受験できなければ先に進まないので、レポート課題の周辺分野を優先・集中して学習し、レポート合格を目指しました。
レポート合格後、科目試験対策として過去問の研究です。出題傾向をつかみ、未出題分野の想定問題を作り、アウトプット重視で準備しました。
勉強の励みになったのは、夏期スクーリングです。講師の先生方の講義内容に刺激を受け、体育実技スクーリングや実験スクーリングに参加し、慶友会に入会して情報交換の仲間作りができました。
私は卒論のテーマを見つけられず苦労しました。
興味のある民事訴訟法や破産法の中では見つけられず、司法書士試験にも合格し、開業して取り組んだ実務の中から、卒論のテーマとして「司法書士の自己規律と不正防止」を見つけました。
そのきっかけは新聞の精読でした。私は経済紙のほか3紙、毎日隅から隅まで読んでいます。毎日2時間くらいかかります。新聞では通常自分の関心が向かず、全くかかわらない分野も取り上げられるので、視野が広がり、考えるヒントを得られました。