卒業要件
卒業所要単位(卒業までに必要な単位)
総合教育科目(48単位以上)+専門教育科目(68単位以上)+卒業論文(8単位)= 合計 124単位以上
総合教育科目(48単位以上)
総合教育科目は(1)3分野科目、(2)必修外国語科目、(3)選択外国語科目、(4)保健体育科目の合計48単位以上を修得する必要があります。学士入学者の場合は、総合教育科目40単位(必修外国語を除く)について履修を免除します。なお、当大学卒業者は必修外国語の単位が認定されます。(ただし、英、独、仏の修得単位が8単位未満の場合は、部分認定となります。)
特別課程の場合は、3分野科目のテキスト18単位について履修を免除します。また、3分野科目は1科目以上4単位以上を修得する必要があります。
(1)3分野科目
人文科学分野・社会科学分野・自然科学分野に分かれていて、合計して32単位以上の単位を修得します。ただし、このうち24単位以上はテキストで履修して単位を修得する必要があります。スクーリング科目およびメディア授業は12単位まで、卒業要件に算入することができます。
なお、自然科学分野の物理学、化学、生物学は実験(2単位)を伴うので、夏期スクーリング中に行われる実験スクーリングも合わせて履修しなければなりません。
(2)必修外国語科目
外国語科目は、英語・ドイツ語・フランス語のうち1カ国語で8単位を必修とします。8単位のうち普通課程、特別課程はスクーリングで必ず2単位を修得しなければなりません。学士入学者は、英語・ドイツ語・フランス語のうち8単位以上を出身大学で修得し、当通信教育課程で同一外国語を履修希望する場合、仮認定の扱いを受けることができます。
【学士入学者の必修外国語の履修について】
入学志願する際、履修を希望する必修外国語(英・独・仏語のうち1カ国語)を届け出ます。これにより、そのテキストが配本されます(一度配本を受けたものは変更が認められません)。
この履修については、次の2つの方法があります。
- 仮認定を受けることができるのは、出身大学において履修した外国語(英・独・仏語のうち8単位以上を修得した1カ国語について)です。この場合、レポートの提出は免除され、科目試験を受けて単位を修得します。
- 仮認定に該当しない外国語を履修する場合は、レポートを提出して、科目試験を受けて単位を修得します。なお、詳細および注意事項については、入学後配布する冊子で参照してください。
(3)選択外国語科目(選択制)
必修外国語以外の英語、ドイツ語、フランス語はテキストとスクーリングで開講されます。中国語、スぺイン語、ロシア語、朝鮮語はスクーリングのみで開講されます。卒業所要単位には1カ国語2単位まで、合計2カ国語4単位まで認められます。
(4)保健体育科目(選択制)
テキストまたはスクーリングで履修します。実技や演習をともなう科目は、夏期に行われるスクーリングで履修します。
専門教育科目(68単位以上)
法学部は、法律学を主とする甲類と、政治学を主とする乙類とに分かれており、所属する類を決めて入学します。
甲類は法律学の研究が中心となっており、乙類では政治学を中心とした社会科学科目一般を研究することになります。両類とも、科目は、必修科目、選択必修科目、選択科目の3つに分類されていますが、必修・選択の別、配列等に違いはあっても、全体の学科目にはほとんど違いはありません。これは、特定の分野に偏ることなく、幅広く学習すべきであるという法学部の基本方針に基づいています。