卒業論文・卒業試験

卒業論文指導登録から卒業まで

卒業論文指導登録から卒業までのスケジュール 卒業論文指導登録から卒業までのスケジュール

卒業論文

慶應義塾大学通信教育課程において、卒業論文は卒業要件の必修になっています。指導時期は異なっても、全員が卒業論文指導に出席し、卒業論文を提出しなければなりません。

卒業論文指導にはいることができるのは、普通課程の場合、総合教育科目(人文・社会・自然の3分野科目、外国語科目、保健体育科目)の履修を終えて専門教育科目の履修を開始している時期です。論文のテーマを決め、指導教員の指導の下に資料を収集し、論文の作成を開始します。

卒業論文指導とは、通学課程でいう研究会やゼミに当たるもので、研究テーマをすでに自分のものとして把握し、そのために十分な準備をしている学生を対象に、「論文作成上のアドバイスを与えることに主眼を置いた」制度です。春と秋の年2回実施されます。

卒業論文指導を受ける一方、学習が進み、卒業の見通しがつくと、「卒業予定申告」の手続をします。
この卒業予定申告が許可になると、卒業予定者としてさらに学習を進め、定められた基準を満たし、卒業論文を提出します。

卒業論文題目例

学部 卒業論文題目例
文学部 第1類 The Subjunctive II Form in the Resolution of the Third Antinomy in Kant's Critique of Pure Reason
第3類 ことばから見た DDR(東ドイツ)-東西分断の痕跡-
経済学部 日本から米国への輸出品目別の輸出額に対する為替レートの影響
法学部 甲類 承継的共犯についての考察 -適正な処罰の確保と因果的共犯論との整合性について-
乙類 政治と国民のインターネットを活用した双方向コミュニケーション -2019年から2020年の参議院自民党を中心に-

卒業試験

卒業論文を提出すると、最後に卒業試験が行われます。
卒業試験は、卒業論文審査と総合面接試問により行われ、これに合格し卒業要件を充足して卒業が決定します。
卒業資格を得ると、次の学位が授与されます。

学位

学部 学位
文学部 第1類 学士(哲学)
学士(美学)
学士(人間関係学)
学士(図書館・情報学)
第2類 学士(史学)
第3類 学士(文学)
経済学部 学士(経済学)
法学部 甲類 学士(法学)
乙類 学士(法学)

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