ニューストピックス

慶應義塾大学通信教育部
　部長　大屋　雄裕
　

　このたび、通信教育課程において学生（離籍者含む）の個人情報が漏洩する事態が発生いたしました。はじめに、このような事態を引き起こしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

本件は、通信教育課程のWebシステムの不具合により、学生には本来閲覧できないはずの他の学生のデータが表示されてしまうというものでした。ログを調査した結果、過年度を含め3名の学生の画面に延べ45名分の学生の学籍番号、所属および氏名が表示されていたことが判明しました。

　事態の発覚を受け、ただちにプログラムを改修し、現在不具合は解消されております。また、個人情報を閲覧した3名の学生による情報の流出も確認されておりません。

大学として、事態を重く受け止め、同システムに対し改めて脆弱性チェックを行うとともに、国の個人情報保護委員会と文部科学省にも報告書を提出いたしました。今後も再発防止に向け、第三者による脆弱性診断を定期的に実施し、セキュリティ強化を図る所存です。

　情報流出の対象となった45名の方には、個別にお詫びと説明をさせていただきましたが、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。今後、同様の事態が発生することのないよう、個人情報の保護により一層注力してまいります。

本件に関する問合せ先
　慶應義塾大学通信教育部（E-mail:kcc_info@info.keio.ac.jp）